2月19日 三好池四時間耐久リレーマラソン



 昨年は2チーム12名で参加した三好池4時間耐久リレーマラソン。今年は、3.11ウイメンズの参加者も含め、なんと5チーム19名が参加しました。

 ホスピタリテイあふれるこの大会。朝6時40分に会場につきましたが、各駐車場には早くから誘導員のスタッフ、7時受付なのに時間前からアナウンスで受付開始していただいたり、レース前の運営もアットホーム。レース中も、リアルタイムで順位をアナウンスしていたり、チーム紹介していたり、エイドには疲労回復に効果のあるというMUSASHIがおいてあるなど、ランナ想いの素敵な工夫が盛りだくさん。
今年はエントリー締切前に定員を超えてしまいましたが、この日の運営からも人気の理由をうかがい知ることができます。マラソン、駅伝デビューの人にはベストの大会だと思います。
 三好4時間耐久リレーの紹介はこちらでも。大会サイトはこちら

 大会ルールは1周4.2kmの三好池の周回コースを4時間以内にリレーもしくはソロで何周できるかを競います。リレーは一人が何周してもOK。走行順も交代のタイミングも自由です。事前に配られていた募集要項のチラシでは、スタートから3時間50分を越えた時点で次の周回に移れないと記載してあったのですが…。

 のちに監督と呼ばれるようになったS藤は、この要項をもとに走行プランを作成しレースに挑みました。

<参加チーム>
チーム協立、チーム協立 U、チーム協立 V、T協立-RBJ、協立ダッシュ 
*リレーチームは96チームが参加。5チーム中1位となったT協立-RBJでも68位でしたが、ホームページでは5チームのレース展開を紹介します。

N澤医師と4東のRBJ(リアル美ジョガー)
スタート前の第1走者

8時40分 一斉にスタート N澤医師飛び出します

ウイメンズに出場のK川さんもスタート

19:11で戻ってきました

M下さん 20:52でタスキをつなぎます

S崎さん 21:08 去年より1分以上速いです
マウス ロールオーバー
K村さん 予想より2分速い24:06でした
マウス ロールオーバー
初のタスキリレー K村さんからK尻医師へ
みなさん 納得の走りでした

第1走者の5人
<第1走者> 
 スタートで4列目くらいから飛び出したN澤医師。最初1キロが4分と周りに合わせてペースオーバー。少し落として4:34ペースでトップでかえってきました。M下さんが20:52で2番目にゴール。去年の記録更新です。S崎さんも去年より1分以上速い21:08、K川さんは昨年とほぼ同じ23:31でタスキをつなぎました。
 女性5人で走るチーム協立は、「第1走者は混雑で速く走れないから」と、一番走力のあるK尻医師を第2走者に変更、第2走者予定のK村さんが走ることに。自信なさげに「遅いですから〜」と話していましたが、監督の予想を超えるナイスランでした。
 通過順 N澤、M下、S崎、K川、K村 

<第2走者>
 
 N澤医師からタスキを受けたM谷さん。N澤医師とのJOGの成果か、監督の予想タイムより速いナイスラン。24:17で1位をキープ。ウイメンズ参加のY井さん、Y崎さんも23:09、24:15で順位をキープしてのタスキリレー。そして走順変更作戦が功を奏したチーム協立のK尻医師が23:12で猛追しタスキゾーン手前でチーム協立UのI田さんをかわして4位に。I田さんのタイムはは23:51でした。
 通過順 M谷、Y井、Y崎、K尻、I田

M谷から2回目のスタートのN澤へ

2周続けて走ります


Y井からH比野へ


マウス ロールオーバー

S崎も2回目のスタート

マウス ロールオーバー
K尻がI田を抜き4位へ
<第3走者> 
 N澤医師がM谷さんからタスキを受け2回目のスタート。今回は2周(8.4km)を走ります。ペース配分が重要です。
 続いてH比野さん、2回目のS崎さん、K上さんと走りだす。チーム協立 UのS藤が最後にスタート。スタートしてすぐK上さんを抜き、さらにS崎さん、H比野さんも抜いた。そしてスタート時3:54差のN澤を追う。17:17(4:07ペース)のこの日最速で3:31詰めるも、N澤医師には23秒届かなかった。S崎もH比野をかわして順位をあげた。
 監督の予想タイムが30分。「走れないと思っているのか」とお怒りだったK上師長。なんと驚きの24分台でのゴールです。予想より5分以上速い24:52でタスキをつなぎました。
 通過順 N澤、S藤、S崎、H比野、K上

マウス ロールオーバー

協立総合病院のリアル美ジョガーの面々(写ってない方がそうではないという意味ではなく)

マウス ロールオーバー
第3走者のK上師長からT本師長へ

マウス ロールオーバー
チーム協立Vは一番若いN澤彩さんへ
<第4走者> 
 N澤は2周続けて。S藤美、2回目のY崎、N澤彩、T本の順でスタート。
 N澤はこの2周を20:48、20:35と20分台でそろえた。昨年転倒したS藤美は、監督もびっくりの22:47の好タイムでゴール。タスキをつないだS藤の勢いに刺激され、最初飛ばし過ぎてしまったと。はあはあと一人息を切らしながらタスキゾーンに帰ってきた。
Y崎さん、N澤彩さんも25分台でゴール。監督が30分を予想していたT本さんは、前日の下見RUNをふくめた走りこみの成果もあって予想を大幅に上回る27:12でゴールしました。チーム順位は変わらず。
 通過順 N澤、S藤美、Y崎、N澤彩、T本

マウス ロールオーバー
タスキ渡しがセクハラですよ

なかなかいいフォームです

最後は変態呼吸でタスキをつなぎました

M下さんも2回目のスタート

マウス ロールオーバー
S田師長がスタート

K島師長 最初は笑顔も…
<第5走者> 
 2周走り終えたN澤から2回目のM谷へ。続いて2回目のK川、M下がスタート。S崎は3回目のスタートで今回は2周続けて走る。そして最後T本師長からS田師長へタスキが渡った。
 みなとスイミングチームで参加しているK島師長もスタート。しかし…。最後は背中が痛くなり息ができなくなったようです。
 M谷さん 25:07でK林さんにタスキリレー。K川さんはトップとの差を1分以上縮める24:02の快走でI田さんへ。M下、S崎さんと続いた。S師長も監督予想を超える27:25でゴール。2回目のK村さんへ。苦悶の表情で戻ってきたK島師長。31:22でみんなの汗のしみついたタスキをつなぎました。
 
 通過順 M谷、K川、M下、S崎、S田

<スナップ> これから走る人、走り終えた人
 



マウス ロールオーバー
トップとの差を1分縮めました

マウス ロールオーバー
5人目までで監督予想より12分速いです


マウス ロールオーバー

2月末で結婚退職のK林さん ラストランです


1周目より好タイムでゴール

<第6走者> 
 K林さんのラストラン。チーム協立UのI田さんがK林さんをぬいてトップに出る。続いてY井さん、2周走り終えたS崎さん、K村さん。Y井さんもK村さんも1周目より速いタイムでタスキをつなぎました。驚きです。S崎さんはキロ6分をきるペースで快走。
 
 通過順 I田、K林、Y井、S崎、K村

<スナップ> 私設エイドにて たくさんの差し入れ



この後も走らなくては

「マヨネーズおいし〜」と叫んでいたそうですよ

まだまだ出番あります

走った以上のカロリーをとってませんか

レースプランをチェック

プラン通り?予想外に速いぞ!
<第8走者> 
 トップのチーム協立US藤は2周目も17:26の快走で後続との差を広げる。4回目のスタートで2周連続で走るN澤も再び19分台にのせる好走。H比野、Y崎、K尻 やはり疲れてきたのか1回目よりタイムは遅れたもののしっかりとタスキをつないだ。予定の距離を走り切ったH比野、K尻はほっと一息つけます。
 
 通過順 S藤、N澤、H比野、Y崎、K尻

マウス ロールオーバー
チーム協立Uがトップに

マウス ロールオーバー
K林さん 無事タスキリレー

マウス ロールオーバー
キロ6分きって8.4km走りました
H比野もノルマの2周をクリア
<第8走者> 
 トップはチーム協立US藤美。この周回でS藤美をとらえると宣言していたN澤医師は差を2分以上縮めるも届かず。S藤美は2回目も22分台でゴールした。この日準夜入りのN澤彩も27:19でノルマの2周(8.4km)走り切りました。体調不良のY崎もキロ7分で走りきることができました。1周目24分台のK上師長、2周目はタイムを落とすものの27分でゴール。お見事です。
 
 通過順 S藤美、N澤、N澤彩、Y崎、K上
 
K尻医師からK上師長へ 仲間とハイタッチしてスタート

若さがまぶしいです

粘り強く走っています

笑顔で戻ってきました

がんばりました ハイタッチ

2周目も22分台

K川さんは3周目

3周走り切りました

走り終えました
<第9走者> 
 トップのK川は3回目。「最近寒くて走ってない」と言っていましたが3本目も24分台で走り切りました。M谷も3回目。ここ数週間の練習で3周目を25分で走り切るのはやはり若さですね。M下も3回目、トータルで12.6kmのランとなります。5周目となるS崎 キロ6分でペースを刻みます。
 
 通過順 K川、M谷、M下、S崎、T本

3回目のスタート

Y崎も走り切りました

2周(8.4km)走ったK上師長

マウス ロールオーバー
T本師長が2回目のスタート。食べたカロリー分消化しないと。
<第10走者〜@> 
 スタートから3時間21分39秒でチーム協立UのK川がI田にリレー。S藤監督のまさにプラン通りのレース展開。47分にI田がかえってきてS藤にタスキをつなぐ作戦だった…。

 I田がスタートしたあとアナウンスが…。「さて、周回閉鎖タイムまであと20分となりました」……。?????

 3時間45分を越えると次の周回に入れないと…。後でみると当日配られたパンフにはそう書いてあった。え?え?…。

 I田さんはもうスタート。23分台でかえってこないとS藤にタスキがつながらない。先にS藤がスタートしていれば…。あとの祭りであった。あわててS師長が2キロ地点まで状況を伝えに走ってくれました。

プラン通りの快走みせたK川

I田が3周目スタート
<第10走者〜A> 
 一方、それを聞いていたN澤医師。時計をチラチラみて計算している。逆転のシナリオだ。

 トップI田から2分47秒遅れでN澤スタート。周回閉鎖までは20分34秒。これまで5周、21キロを走っているが、この1周本気のスタート。チーム協立VのY井も10周目スタート。

時計を気にするN澤医師

3時間24分26秒で通過

本気モードでスタートです
<計算どおり 逆転でトップに> 
 本気モードのN澤、まずはチーム協立のT本師長を抜く。つぎにチーム協立 UのI田を抜き再びトップへ。さらにS崎もゴール手前でかわしリレーゾーンへ。4回目となるM谷にタスキをつないだ時の時間は3時間43分59秒。この周回 19:33で帰ってきた。

<さらにドラマチックな展開へ>  
 逆転劇だけでは終わらなかった。
 協立ダッシュ9周目の走者S崎、N澤医師にゴール手前で抜かれこそしたが、ハーフの距離を走ったことになる5周目のこの周回も25分の好タイムで走っている。ゴールで待っている仲間がS崎の姿をとらえたのは閉鎖30秒前。間に合うのか?

 そして周回閉鎖タイムへのカウントダウンが始まった。「10、9、8…、3、2、1」

 1秒前、笑顔で閉鎖ラインを通過した。それを見ていたすべての人から、大きな歓声がわきあがりました。ドラマチックな展開に鳥肌たちました。

 しかし…
 次に走る予定のY崎の手にはカップラーメンといなりずし。体調不良もあってもう走れませんと…。
 結局、S崎さんがもう1周いけということになり走りだす。すると走り終えたばかりのN澤と3周目が走れなかったS藤が後を追った。S崎といっしょにウイニングランだ。

 チーム協立Uは、I田が26:11で走り切ったが、11周目に入ることができず3時間47分50秒でレースを終えた。
 続いてチーム協立のT本師長がゴール。チーム協立VのY井も22:59のこの日自己最速でゴールした。

もう1周いくんですか〜

1秒前に通過 大歓声がわきあがりました

I田さん 予定通りの頑張りでしたが…

3周目は22分台でした

はじめてゴールテープ切りました

<4人でウイニングラン> 
 トップにたったM谷と途中合流。腰を押さえながら「もう走らない」といっているM谷をN澤医師が励ましながらウイニングラン。最後は4人手をつないでゴールテープをきりました。

4人で手をつないでゴールです



T協立-RBJ

みなとスイミングチーム

チーム協立

協立ダッシュ
チーム協立 U

チーム協立 V

マウス ロールオーバー
4東チーム

マウス ロールオーバー

総勢19名で記念写真
 ハラハラドキドキの大逆転。ドラマチックなレース展開。とても楽しい駅伝でした。
 レースだけでなく、やさいやハム、あんこに明太子マヨネーズなどの具だくさんのサンドイッチやふところもち、大福など、差し入れもいっぱいあって、キャンプ気分も味わうことができました。走った以上のカロリーとってるかもしれませんが…。

 はじめての大会参加、はじめてのタスキ、ゼッケン、そしてはじめてゴールテープを切ることができたこと。この日のために走りこんだり、筋トレしたりしたごほうびですね。

 さて、次はいよいよ3.11ウイメンズ
 S崎、Y崎、K川、I田、Y井、K島が初めてのフルマラソンをはしります。そしてこの日は参加していない検査のK頭さんもスタートラインに立つそうです。
 その他の面々もハーフや10キロ参加。また楽しく走りましょう。

 駅伝が病みつきになりそうな方
 4月22日に豊田市のフォレスタヒルズで今回と同じような4時間耐久リレーが開催されます。1周2.2キロのようですが、アップダウンが結構ありますよ。また声掛けますので是非ご参加ください。必ずリベンジします。
4耐フォレスタ大会要項はこちら


第5回 三好池4時間リレーマラソン 5チームの記録 @

第5回 三好池4時間リレーマラソン 5チームの記録 A

5チームの記録 @
5チームの記録 A