3月11日 名古屋ウイメンズマラソン

3.11 特別な日
すべての女性ランナーが輝いていました


今より 前へ! 協立 競走部から
フルマラソンに8名
10キロに3名が参加

そして 男たちも…走った

走り終えて…そして、また次の目標へ


 3月に開催されていた名古屋国際女子マラソン。オリンピック最終選考会でもあるこの大会は毎年ドラマチックなレースが展開されていた。今年、一般ランナーも参加できる名古屋ウイメンズマラソンに生まれ変わり、11月に行われていた名古屋シテイーマラソンと同時開催されることとなった。
 開催日は東日本大震災からちょうど1年となる3月11日。

 15000人の名古屋ウイメンズ。完走者にはテイファニーのペンダントが贈られる。エントリーは先着順のため開始日の深夜0時にはアクセスが集中。1時間以上待ってエントリー完了した人も。そしてわずか5日で定員に到達しエントリーが締め切られた。
 一方、名古屋シテイーマラソンはハーフと10キロ。こちらは男どもも走ることができるが抽選(でも周りで落選した方はいないようです)。私はフル応援サポートかねてハーフにエントリーしました。

 ウイメンズフルマラソンにポチっとエントリーしてしまった人の中には、まだハーフも走ったことがない人、ランニングシューズも持っていない人もたくさんいたようで、フルマラソン初挑戦が6割もいたそうです。

 でも、時間はありました。あったはずです。
 マラソン3カ月前からのトレーニングの本を読んだり、ネットで調べたり…。
 ハーフマラソンに挑戦し、コーチといっしょにLSDや下見ラン…。この日に向け調整をしてきました。

 病気や故障、体調不良で走れない人は1800人以上いたようです。職場の中にもいました。
 そういった人たちの思いや自らの不安もいだいて、競走部 8名の女性がスタートラインに立ちました。


前日10日のマラソンEXPO会場
安田美沙子ちゃん かわいかったです

 3万人規模の大会。マラソンEXPOが金曜日から開催されました。
 金曜日の夜に、10キロ参加のS藤♀、フル参加のS崎、Y崎が仕事終了後に名古屋ドームへ。終わりかけの時間だったため飲食ブースで試食にしつこく勧誘されたよう。ナイキショップでラングッズ買うといっていたS藤♀が持って帰ってきたのは、シュウマイと試飲用に配られたノンアルコールビールでした。オイオイ。

名古屋ドームがスタート&ゴール

13114人の女性が走り抜けます

 地元名古屋の大会なのに4時40分起床、5時30分に自宅を出発。名鉄と地下鉄を乗り継ぎ6時50分に大曽根に到着。S崎、Y崎、G藤さんと合流し名古屋ドームへ。K藤さんと一緒に記念写真。

 10キロ参加のS藤♀、G藤はちょっとさみしそう。ポチっとしてればフルの興奮をいっしょに味わえたのですが…。
 フル参加者がドームへ入っていくのをお見送りし、荷物預けのトラック前に向かいました。

 10キロ、ハーフはスタート1時間40分前までに荷物を預けなければいけません。その後は寒い中薄着のRUNスタイルで待機です。トイレもめちゃ少なく、ランナー目線の運営ではないですね。

 そしてトイレには長蛇の列。いままで経験したこともないトイレ待ち1時間10分でした。ハーフ参加の5人で並んでいたのでまだ救われました。トイレは数も少なく案内も不親切。15台くらいをブロックにして1列で並んでいるので、途中ずっと無人のトイレもあったよう。そんな中、次の人がくるまでトイレの扉を開けてロスタイムを防ぐ工夫がランナーの中から始まった。おかしな連帯感が生まれる中、スタート15分前にはブロック内に整列できました。

 こんな状況なので、フルのスタートは当然トイレ待ちの列の中。
 9時10分。オリンピックをかけた熱い女性たちの戦いが始まりました。そしてギネス記録になった13114人の美ジョガーが名古屋の街へ繰り出した。
 
 フル参加の競走部8人。I田さんがDブロック、K川、Y崎、Y井、K頭さんがGブロック、S崎、K藤、I飼さんが最後尾Hブロックからスタートしました。


フル参加の3人をお見送り

スタート前 美ジョガーがいっぱい

9時10分スタート I田さんはDブロック

K川さん Gブロックからスタート

Y井さん 号砲から6分50秒遅れでスタート

Y崎さんもGブロックのスタート
マラソン経験者のK頭さんもGブロックから S崎、K藤さんが最後尾のHブロックでスタート

S崎さん 申告タイム7時間1分で登録したと

I飼さんもHブロックからスタートしました

 18キロ過ぎのテレビ塔の前を通過。ハーフの速いランナーが追いついてきました。


テレビ塔前を通過

I飼さん キロ7分台でテレビ塔前通過

Y崎さんは体調不良でここまで大幅なタイムロス
ハーフ参加のRUNに飢えた男どもが…

フルとハーフが混在

まだ余裕あります

 フルマラソンのスタートから遅れること1時間。1時間10分ものトイレ待ちもあり、憤懣やるかたない男たちのハーフマラソン、フル参加できなかった女性陣の10キロが10時10分ついにスタート。

スタート直後は混雑でペースに乗れません

3キロ過ぎから快走

18キロでY井さん 発見、エールを送りました

ハーフトップの1時間32分27秒でした

H比医師もかっとびます

自己ベスト 1時間34分27秒でゴール
女性陣のコーチ役 N澤医師

N田医師には負けられません

予定通り1時間40分は切りました

N田医師 Kブロックの先頭からスタート

H比医師をマークしますが…

ゴール前でN澤医師に抜かれたようです

最後尾のNブロックスタートのM下さん

さわやかRUNですね

2時間4分12秒でゴールしました
S藤
H比
N澤
N田
M下

1’32”27
1’34”27
1’39”42
1’42”00
2’04”12

ハーフゴールは白川公園。着替えてこの後フル参加の女性陣の応援に向かいます

10キロもハーフと同時にスタート

G藤さん スピード感あふれる走りです

55分29秒 全体でも197位でした
S藤 55分切りをめざします

カメラの前では笑顔になるのだ

目標届かず 56分31秒でした

お友達と10キロ参加のK村さん

N澤医師にフルでないんですか…とボケてたそうです

57分03秒でした
10キロゴールは瑞穂競技場

来年は必ずフルマラソンに出場します
G藤
S藤
K村
55”29
56”31
57”03

 ハーフトップのS藤のゴール時間が11時43分。Y井さんを18キロ過ぎに見つけて握手できましたが、そのほかのランナーは発見できず。この時の通過順はK川、I田、Y井の順。K川、I田には追いつけなかったようだ。S崎、I飼、K藤、Y崎、K頭の順で20キロを通過していた。

 着替えを済ませて応援プランどおりに地下鉄で33キロ地点となる名城公園へ移動。S藤♀とG藤さんと合流したのが13時30分くらい。K川さんとY井さんが少し前に通過したとのこと。なにも食べていなかったので近くのコンビニでサンドイッチと缶ビール購入。道路の脇に座り込んで一杯飲みながらランナーを声援。コンビニ行っている時にI田さん通過していました。

 

ハーフゴールの横を通過する女性ランナー

まだまだ半分です

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地下鉄で名城公園へ移動

I田さん 発見
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S崎もほぼ予定通りに通過

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Y崎さんは予定より40分遅れ 弱気でした

 13時36分。S崎さん通過。5キロ過ぎの博物館前でリハのT橋さん、折り返しの内山町で御両親の声援を受けながらここまで頑張ってきました。そして30キロ過ぎ、辛くなってきてからの応援にすごく励まされたそうです。この後、マラソン1年生の上り坂攻略法を実践。坂を登り切ったところで相談室のN山さんが声援。力になったそうです。

 それから待つこと50分。予定時刻から大幅に遅れてY崎が14時26分に通過した。弱音をはいていましたが、なんと5キロでリタイヤすると聞いていたK頭さんが後から走ってくると…。ここで待って声もかけたかったが、S崎さんのゴールに間に合わなくなるので地下鉄でドームへ向かった(S崎さんがゴールした時は地下鉄大曽根を過ぎたあたりでした)。
 

オール スポーツから みなさんの雄姿



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S崎 5時間22分00秒 初フル完走!

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Y井 5時間25分48秒 親子でゴール

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K川 5時間40分41秒 初フル完走!

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I田 6時間02分01秒 初フル完走!

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Y崎 6時間36分22秒 初フル完走!
K藤 6時間38分17秒 初フル完走!

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I飼 6時間42分40秒 初フル完走!
K頭 38.6キロ 関門まで走りました!

 ゴール前のイオンでランナーに声援を送りハイタッチしていたN澤、H比らも合流しマラソンEXPO会場へ。ビール飲みながら完走のY崎と合流。K頭さんも発見。元気そうでした。
 輝くテイファニーのペンダント。素敵です。
 その後は階段下りられないI飼さんと合流し記念写真。N澤医師も感激していました。この日応援に来たN澤さん、M谷さん。来年はウイメンズエントリーするようです。
 フル完走の皆さまのお話は、打ち上げご苦労さん会でたくさん聞くこととしましょう。
 
特別な日になりました
そしてまた、前へ